ピアノを習い始めたら・・・ピアノor電子ピアノの次に必要な物、それは補助台です!
補助台には補助ペダルがないものと補助ペダルが付いているもの、の2種類があります。さらに、補助台とペダル補助の器具が一体化していないアシストペダル(アシストハイツール・アシストスツールのセット)もあります。
ピアノの補助台・補助ペダル、どのような選び方をすればいいのか、まとめてみました。
ピアノ補助台・補助ペダルの種類とそれぞれの良い点・気になる点まとめ
補助台(足台)
ピアノ補助台は足元に置く、いわゆる足置き用の台です。補助ペダルのないシンプルなタイプになります。
お子さんがピアノを練習しているとき、足がぶらぶらしていませんか?
足が床につかないと姿勢が安定せず、力が入りません・・・練習に集中するためにはピアノ補助台はあったほうがいいですね。
補助台の高さは4段階、8段階かもしくは無段階のネジ式(回して調節するタイプ)で調節するタイプが多いです。
高さは20cm~高いもので25.5cm位までの調節が可能です。商品によって高低差あるのでお子さんの身長を考えて選ぶ必要があります。適応身長は110cm~135cm位が目安です。
◎ピアノ補助台(ペダルなし)の良い点
- 価格が安い(6,000円前後~7,500円前後の価格帯のものが多い)ので比較的買いやすい。
- 小さいお子さんの場合、ペダルが付いているとガチャガチャと足でいじったりしてしまうことも。
×ピアノ補助台(ペダルなし)の気になる点
- 補助台が必要な時期にペダルの練習が始まった場合、ペダリングの練習が出来ない(買い換えの必要も)。
こちらのタイプの補助台は、まだしばらくペダルの練習の予定がない(どの程度続けるかわからない)など補助ペダルを最初から買うほどではないかな、という方にとりあえずのものとしてはいいかもしれません。
また、足台を100円ショップなどで材料を揃えて手作りしている方もいらっしゃいますね。使う期間を考えて、短い場合はそのような手作りのもので一時的に凌ぐ方法もありますね。
ペダル付き補助台
上記の補助台にペダルが付いている補助台とペダルが一体化したものです。
まだペダルに足が届かない小さいお子さんでも、これがあればペダリングの練習が可能です。
補助台の高さは4段階調節や、無段階のネジ式(回して調節するタイプ)、フリーストップ式(一度回せば好きな位置でにスっと調節可能)があります。
高さは22~25.5cm位が最高の高さで、商品によって高低差あり。適応身長は110cm~135cm位が目安です。
◎ピアノ補助ペダルの良い点
- 補助台に補助ペダルが付いているため、一台あれば補助台としても使えるし、ペダリングの練習も出来る。
×ピアノ補助ペダルの気になる点
- 価格が高い。比較的安いものでも1万円代後半位から、M-60という人気のある定番モデルで35,000円ほど。安価なものだと、台が安定しなかったり、ペダルを踏む時にカチカチ音がなったり、ずれたり使いににくいことも。
- 子供の力では硬くて踏みにくい・・・。
- 身長が130cm~135cm位になると台が高く、踏みにくくなる。
補助台のみか、補助台+補助ペダルか、どちらか迷ったら、後々のことを考えると基本的にはこちらのタイプ(ただし、比較的しっかりとした作りのものを選ぶ)であれば問題はなさそうですね。
アシストペダル(アシストハイツール・アシストツール)
アシストペダルはペダルに直接取り付けて使うため、実際のペダルを踏むのに近い感覚で使うことが出来るのが特長です。
まだかかとが床に付かないお子さんの場合は、アシストペダルだけでは使えません・・・高さを調節できるアシストハイツール、それと合わせるアシストスツールとの組み合わせで使います。
基本的にはこの3点セットやキャリーバッグ付きの4点セットで購入出来ます。もちろん、単品販売もあるので用途に応じて必要なものだけ購入することも可能です。
アシストペダルを使うには身長130cm程度~が推奨されています。
◎アシストペダルの良い点
- 実際のペダルに近い感覚でペダルを踏むことが出来る。(踏みやすい。)
- 身長が伸びたらアシストペダルだけ使う、などセット→単品で長く使うことが出来る。
- 2万円程度でセット購入可能。
×ピアノ補助ペダルの気になる点
- 身長が低い時期はまだ使えない(適応身長は130cmくらい)
- 電子ピアノにはうまく取り付けられない場合がある。
※(↓)電子ピアノ用のアシストペダルも発見!
身長が130cm前後あるお子様だったら、アシストペダルは踏みやすさの点では補助ペダルより軽く、踏みやすいので練習がはかどりそうですね。
★電子ピアノ用に開発されたアシストペダルセット
電子ピアノにアシストペダルを付ける場合、取り付けられないこともあるようです。
そんなときは、電子ピアノ用のアシストペダルセットがおすすめです。
ほとんどの電子ピアノに取り付け可能、とのことで電子ピアノユーザーには助かる便利な商品ですね。
おわりに
補助台や補助ペダル、アシストペダルは高価なものが多いですし、自宅のピアノに合うかどうかなど・・・あれこれ迷ってしまいますね。
また、先生によっては足のつかないうちはペダルは使わない方針の先生もいたり、様々かと思いますので購入前に先生への確認は必須です。
購入は様々な商品と比較可能なネットショップがとても便利ですが、その際気を付ける点は、商品を取り付けた後にもしも自宅のピアノに合わなかった場合、返品・交換の受付をきちんと対応してもらえるかどうか確認しておきましょう。
価格面で押さえたい場合、ヤフオクなどのオークションサイトやメルカリなどのフリマアプリにも結構安く出品されているので上手に利用したいところですね。(ただし、狙っている人が多いのか、すぐに売れてしまう様なのでマメなチェックが必要かも・・・)
楽しいピアノライフが送れますように♪
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